急性胃炎
今朝もヨガの予約を入れていたので、早起きして日曜出勤の娘の弁当を作り、
洗濯をし、
最近ガラスの金魚鉢の中で飼い始めた
「カタツムリのツムー(たぶん2歳)」に絶対食べきれない量の新しいキャベツを与え、
買ったまま冷蔵庫に入れっぱなしだったクリームどら焼き(賞味期限目前)を食べ、
夫がいれてくれたコーヒーを全部飲み切ってしまった。空きっ腹に…
ちょっといつもより飲む量が多いかなと躊躇したけど。
で、色々としたくをしていたら…
イタタタ…
お腹が痛くなってきた。胃のあたりが痛い。
きゅーっと痛くなって、しばらく我慢していると緩和し、またしばらくするときゅーっと痛くなる。
困ったなぁ。
朝の空きっ腹に入れた飲食物がよくなかったよね…
出かけるまでまだ30分あるからと、胃薬飲んで様子みたけど、きゅーっとくる痛みは緩和せず。
ヨガの場合じゃないよね。本来なら休むべき。
だいたいここ一週間毎日あちこちにヨガやりに行き、疲れがたまっていたからこんな事態になった気がする。
いやでも、こんな時にヨガをやると、どうなるんだ?案外スッキリ治るんじゃないか?
今日はホットヨガではない、室温でのアロマヨガ。
いつもだと、内面からスッキリ元気になれるから、
大丈夫なんじゃないかな。行ってみることにした。
車走らせ30分。その間も押し寄せては引き、また押し寄せる胃痛の波。これヨガやったらどうなるんだ??不安になるが、乗り掛かった船だ。
スタジオに入り、いつもの通り笑顔で迎えてくれる先生のお顔を見てホッとして、これ大丈夫行けそう!と思う。
今日はなぜか初めての方が多く早めに来ていたのか、いつもの後ろの方が空いていない…
「前でやってね」と先生が笑顔を向ける。
えっ、今までで最大のピンチのコンディションの日に最前列で??…
まあ、ソーシャルディスタンスだから、最前列と言っても全員で6人だけど。
笑顔で最前列に。
さりげなく体ほぐして冷静を保つフリ。
でも胃のあたりおさえて庇いながらおそるおそる。
1時間のヨガの時間を乗り切るんだ!私は。
いつも通り寝転んで呼吸からスタート。
「お腹に呼吸を入れましょう」イタイイタイ。
「おへそが背中につくぐらい、ぎゅーっと押し込んで息を吐ききってください」イタイイタイ。
やっているフリでやり過ごす。
「今度はお腹に力入れて、空気を胸に入れましょう」おっ、これは痛みがない。息を吐ききっても痛くない!
これだ、これだ。
ピラティスで言う「胸式ラテラル呼吸」。
わずかながらがんばってくれている体幹が、胃を守ってくれている感覚。胃の痛みを乗り切れる呼吸法なのかも知れない。
少なくとも、今日の私には…
おかげで、1時間のレッスンの間はあまり痛みを感じずに、いつも通りに終えることができた。
胸式ラテラル呼吸バンザイ!
しかし、今日ヨガができた自分の元気な心と体に、両手を合わせて感謝し一礼して吸った息で顔上げた途端、イタイイタイイタイイタイとまた胃痛の波が高く押し寄せてきた。
なんだか視界が狭くなってきたようなピンチな感じ。でも家には夫が今日いるから、倒れ込んで帰宅したら助けて貰えるだろう。
お騒がせだが、しかない。
自分を励ましながら、30分運転して帰宅。
イタイイタイ。
家によろよろと入り、布団に倒れ込んだ。
胃の痛みに苦しみながらだったが、ぐっすり眠れた。
かなり緩和した。ほぼ大丈夫かな。
今日学んだこと。
朝のコーヒーは、どんなに美味しくても1杯にしておこう。
胃痛の時は胸式ラテラル呼吸で乗り切ろう。
いや違う違う。
最近毎日毎日ヨガのやり過ぎだったと思う。
疲れがたまっていたんだろう。やり過ぎは禁物だ。
休みを取り入れながら、楽しくゆったりやって行こう。細く長く。
「スキウサギ4」購入
毎日楽しみながら携帯で拝読させていただいている
キューライスさんの本は、地元の平安堂で購入することに決めている。
地元の本屋さんを応援しなくちゃという気持ちと、
キューライスさんの本を地元に広め、微力ながら応援しようという気持ちから。
購入者がいれば、棚に並ぶ冊数が増えるに違いないと信じての行動。
「スキウサギ3」は、発売前に昔ながらの方法で予約しました。複写の薄紙に書名書いてもらって、ぺりっと切り取った細長い紙を渡される方式。
無事購入後、しばらくしてから平安堂に行ったら、「スキウサギ3」が2冊棚に並んでいた。
今回は、昨日購入。
「スキウサギ4」
いるかな?と思ってわくわく探したら、
マンガブースの右はじの棚に発見!
こんな感じで。
しかし、コソコソ写真撮って、ドキドキしました。
「本を盗ったわけじゃあないですよ。本を撮っただけですよ」と言いたかったけど、誰からも声かけられなかった…
この後、即、「スキウサギ4」を手に取り、購入しましたが、空間ができたこの場所に2冊以上並んで欲しいなぁ「スキウサギ4」。
しばらくしたら確認に行ってみようかな。
キューライスさんの4コママンガ。
携帯だと感覚的に読んでいるような気がするので、右脳を使っているはず。
本で読む時は割と論理的に読んでいるような気がするので、左脳を使ってるはず。
あくまでも感覚だけど、そんな気がする。
シリーズものは、本で、一気に読む方が圧倒的に面白い。このシリーズって、こういう構成だったのか。
だからこの話の次にこの話があって、こう締め括られたのね。とか左脳が納得するわけです。
まだ、途中までしか読んでいないけど、読み終わると寂しいからゆっくり読もう。
いや、読み終わったら、再読すればいいのか。
ホットヨガ、その後
ホットヨガを始めてから何ヶ月が経ったのだろうか?5ヶ月半か…。
ヨガへの思いは日に日に高まり、かなりの熱量となっております。
おかげで体型が変わってきました。
太ってはいなかったけど、ブヨブヨしていたところが締まり、ウエストラインが出てきました。お腹のダブっていたお肉も、タプっているくらいになってきたし。
支度は相変わらず遅いです。最近はスタジオを出る段階で、インストラクターの先生と少しおしゃべりをしてしまい、シャワーの順番待ちの列の一番最後に並ぶようになってしまい、遅さに拍車がかかっています。
目下の最大の関心事は、体の柔軟性を高めること。「カラダの仕組みと使い方」とか。
これ下書きで残ってました。
いつ書いたのかな?ホットヨガ始めたのが去年10月からだから、今年の3月中旬かな。
この時はまだホットヨガだけに邁進中でした。
その後さらにヨガ熱高まり、今日は7月28日。
ホットヨガに加え、別の先生の元にも通うようになっています。
運動生理学的にヨガを捉えたアナトミック骨盤ヨガで、足腰をより強くしようと燃えています。
3月の時点で、カラダの仕組みと使い方を課題としていたのか…。その課題を克服すべく努力中なのか。
無計画なようで、案外計画的に進んでいるかも。
また別の先生が主催されている寺ヨガにも参加してます。これは月1で。
寺ヨガは、内面にすご〜く効いています。
気持ちを整え、ありのままの自分自身を見つめることができ、おかげで自分に不必要なものを排除することができました。感謝してます。
そんなわけで、夫にはデスクマットみたいな色だなぁと言われてしまう、相棒のヨガマットを肩に背負って、ヨガに邁進中です。
先日の日曜日。
寺ヨガ終えて外に出たらこの眺め…
蓮の花に見惚れました。
秋に八坂神社で転んで、今日わかったこと
秋に京都旅行に行った時、八坂神社の境内で、面白い立て看板に、「へーっ」と言いながら近づいて行ったら、段差につまづいてしまった。
「おっとっと、あらよっ、あらよっ…」
数秒間必死にバランスを保とうと重力と闘ったが、むなしくもビョーンと横に飛ぶような感じに、身体の左側面全体を地面にたたきつけるように派手に転んでしまった。
すっごく痛かった…。
「こんな人通りが多い神聖な場所で、江頭2:50みたいにビョーンと飛んで転んでしまった…心当たりはないが…何かのバチなんだろうか」
痛みと恥ずかしさでしばらく立ち上がれなかった。
「 わっ、大丈夫かなぁ?あの人」と、通りすがりの親切な方々のヒソヒソ声が聞こえる中、必死に平気ですよという感じで立ち上がった時、こんなことではダメだ…と思った。
なんてひ弱なんだ…。 自分の体のバランスさえ保てないなんて…。
一日も早く、いざという時に体のバランスを保てる何かを始めなければ。と切実に思った。
そんなわけで10月から「えいやっ」っと心を決め、ホットヨガを始めた。
これがなかなか面白くて、はまっている。水素水を飲みながらたっぷり汗をかいてヨガのポーズに集中する1時間。爽快だ。
体の柔軟性も増し、すこーしずつインナーマッスルが鍛えられてきた感じがする。お腹も少し平らになった感じがする。
片足で立つ立木のポーズも少しできるようになってきた。バランス良く立つコツみたいなものが少しずつわかってきた気がする。足の裏で地面を感じる感覚も少しずつわかってきた。これはいいぞ。
こうして喜んで前向きに通っているわけだが、今度は思わぬことが気になって気になって仕方なくなっている。
みなさん、とにかくとにかく帰り支度が早いのだ。気がつけば、毎回のようにパウダールームに残っているのは私一人という状況なのだ。
これは一体どうしたことだ…
気をつけて時計を見ていると、レッスンが終わってから20分ぐらいで約半分の方々が、30分以内でほぼ全員の方々が帰宅してしまう。
信じられない!そんなことできない!
シャワーを浴びない人は汗を拭き、身支度を整えてレッスン終了後10分ぐらいで帰宅してしまう。シャワーを浴び、あの人髪もしっかり洗ったよね…と思える人も、風力弱めの備え付けのドライヤーでせっせせっせと髪を乾かし、メイクして、着替えて、レッスン終了後25分ぐらいで帰宅してしまう。
シーンとしてきたパウダールームで私が、顔や全身から拭いても拭いても湧き出てくる汗に悪戦苦闘しながらドライヤーで髪を乾かしている間に、皆さん続々と、颯爽と帰宅していくのだ。
結局私はレッスン終了後、帰宅するまでに40分はかかる。これ以上は早くできない。しかしなぜ、みなさんはそんなに身支度が早いのか…。
観察していると、まずシャワー室から出てくるのが早い。どうやって洗っているんだろう。
昨日は、私がシャワーを終え、濡れたタオルやウェアをビニール袋に入れている時に背後のシャワー室に入った方が、私がビニール袋の中身を出来るだけコンパクトにしようとぎゅうぎゅう押している間にシャワー室から出てきた。
えっ?私がトイレで手を洗うよりも早い…。
すごい…。
パウダールームでも、みなさん自分の世界に入って黙々と髪や顔を整えている。私はというと、身のこなしから感じる第一印象から考えると…この方は優しい人に違いない!とか、
密かにパウダールームの鏡に並んだ方々のお顔を見て、観察してしまう。
それで、今までで一番びっくりしたことは、鏡の一番はじに映っていた方の顔が、おじゃる丸に出でくる「うすいさちよ」だった時だ。
「なぬーっ!?」っと思って二度見、三度見したら、シートマスクをしたまま髪を乾かしていた方だった。
きっとシートマスク取ったら「うすいさちよ」じゃないんだろうが、とにかく輪郭と髪型がそっくりなもんだから、シートマスクをしたら「うすいさちよ」になってしまうのだ。
シートマスク剥がした顔見たいなぁ。なんて思い始めたら笑い出しそうになり、口元に力入れて堪えながら、鏡に並んで映っている他の皆さんを見ると、誰も「うすいさちよ」を見ていなかった。チラッとも見ていなかった。気にならないのかなぁ。と思ったら、この状況にまた笑いがこみ上げてきた。
そうか…。わかりました。
だからみんな支度が早いんだ…。
私は、ひとつひとつ人よりもやることに時間がかかり、いちいち人よりキョロキョロしているようだ。
自分としては全速力で急いでいるつもりだったが…自分の行動を文字にしてみて納得した。
全然全速力じゃあなかった。
まぁ、仕方ないか。その分もしかしたら、人より割と面白いことに出会えているような気もするし。
でも、急ぐ努力は続けていこうと思う。
杏仁豆腐対決 その1
スーパーで買い物をしていると、ああ、どの商品にしようかなぁ…と迷うことがよくある。
豆腐と一言で言っても、絹と木綿があり、更に絹でも木綿でも何種類もの豆腐がある。
やっと豆腐を選んだと思っても、
焼きそば、豚肉、ハム、ウィンナー、チーズ……野菜、果物、ジュース、牛乳、アイス…どんどん選んで行かねばならない。
みんなの喜ぶ顔が見たいからなんて牛肉売場の前で立ち止まろうものなら、値段が張るから、赤身と脂身の対比が家族好みのものをぶつぶつ言いながら慎重に判別することになり、更に選ぶのに時間がかかる…。
ああ、買い物のたびに、自分はなんでこんなに迷っているんだろう…なんでこんなに時間がかかるんだろう。
迷い出すとキリがないタイプだから、最近は一度食べて美味しいなと思ったものの品名を覚えておいて、ちょっと気になっても、別のものはどんな味なのかとかあまり色々迷わずに同じものを買うようにしているが…
例えば〜豆腐はキタコーの木綿豆腐(ローカルです)、納豆はたまご納豆、野菜ジュースはカゴメとか
でも、決めていないジャンルのものとか、新製品に出会うと、またスーパーの棚の前でとことん迷ってしまう。
この日もあちこちで少しずつ迷いながら、慣れたスーパーなのに、行きつ戻りつして、なんとか 買い物メモ通りの品物を漏れなくカゴに入れた。
ほっ、終了、さぁ、レジに行こうかと方向転換したところで、ふだん買わないジャンルの品が目に入ってしまった。おいしそうな杏仁豆腐。
夫が大好きな杏仁豆腐。
タニタ食堂監修の森永乳業のもの。3個で155円。真っ赤なパッケージと、アジアンデザートという言葉にも惹かれる。これ買おう!
迷わないで買おう!とカゴに入れた。
しかし…
ん?下にもあったのか、杏仁豆腐。ややや…。
この紺色と白のシャープなパッケージもいいじゃないか。
ホンモノは、おいしいのコーポレートメッセージの下にOHAYOのロゴ。
おー、オハヨー乳業なんだ。庶民的なイメージのオハヨー乳業なのに、この杏仁豆腐はずいぶんシャープなデザインだな。
自ら「おいしい杏仁豆腐」と謳っている。味に自信あるんだな。オハヨー乳業の静かな闘志を感じる。
しかも…
控えめに書いてあるけど、この言葉は聞き捨てならない。
「もっちり食感と杏仁の香りで満たされる」
気になる、気になりすぎる。
もっちり食感、杏仁の香り…
左手に取ってしまった。
さっきカゴに入れたタニタ&森永の杏仁豆腐を右手に取り出す。こちらは3個で155円。
左手のオハヨーのは4個で198円。だいたいな感じで暗算すると1個あたりはオハヨーの方が安い感じ。でもあまり変わらないか…。
味が問題だ。パッケージの謳い文句は両者絶妙で、心惹かれて判断できない。
右手と左手を交互に見比べる。
どちらかを棚に戻そうかな。
天秤ばかりのように右手が上がった後に左手が上がり、また右手が上がり…
だめだ、こんな落ち着かないスーパーの通路で、この勝敗はつけられない…
これはタニタ&森永と、オハヨーとの真剣な闘いなのだ。
ぴっと背すじが伸びるような気持ちになった。
両方を食べてみた上で、主婦のきびしーい目で判断して、この勝敗をつけよう。
家に帰って、杏仁豆腐対決だ!
両方の杏仁豆腐をカゴに入れてレジに向かった。
腹黒い玉子焼き
結婚23年目のお弁当は、肩の力を抜いて続けている。
今日は銀ダラの粕漬け、じゃがいもとピーマンのバター炒め、ブロッコリーとコーンのマヨネーズ和え、玉子焼き
玉子焼きは、卵さんのコンディションにより、薄い黄色になったり、綺麗な黄色になったりする。卵さんに罪はなくて、母鶏が食べている餌によって卵黄の色が異なってくるだけのことなのだが…
卵黄が薄い黄色だと、いくら張り切って焼いてもいい色にならなくて、お弁当全体が地味な色合いになってしまい、ガッカリしてしまう。
お弁当には、味とともに色も大事なのだ。
でも、今日の卵さんのコンディションは良かった。黄色く、明るい色に焼けた。家族の笑顔が見えるようだ。
絵皿の猫さんも幸せそうだ。
でもこの話には裏がある
卵焼きを裏返すと、ほら。
絵皿の猫さんの表情が曇って見える。
卵焼きを焼きながら夫と地震の話をしていて、ちょっと話に夢中になってしまい…
はっと気がついたら裏側全体が真っ黒になっていた。
表が鮮やかな黄色なだけに裏側の真っ黒が際立つ感じの、腹黒い卵焼きになっていた。
でも結婚23年目ともなると、慌てない。
綺麗な表面だけ見えるように詰めてホッ…。
このホッ…も、表情には出さない。
腹黒いのは卵焼きではなく、私だな。
焼き立てパンの至福の朝食
子供が通っていた小学校から歩いて3分ぐらいの場所に、ログハウス風の小さなパン屋さんがオープンしたのは、子供が小学校1年生ぐらいの時だったから、もうかれこれ15年ぐらい前のことになるのかな…
若いご夫婦二人だけで、保存料を一切使用していない優しい味わいのパンをせっせせっせと作り続けているパン屋さん。
何年か前に、通りがかりに店の外看板を見て気がついた。
え?朝7時からオープンしているの?
朝の時間にどんなパンが並んでいるのかが、ずっと気になっていた。
というわけで、一昨日、子供を駅まで車で送った後、朝7:30に行ってみた。
ご夫婦二人だけだから、朝7時台は、食パンやバターロールなどのシンプルなパンしか並んでないのかなぁ。とか、余り期待しすぎないよう、そーっと扉を開けて中に入り、びっくりした。
FMが静かに流れている店内は朝日が気持ちよく差し込んでいた。他のお客さんはいなかった。
入り口近くの台には、バナナや木苺などのフルーツや、クリーム、チョコレートなどがたっぷりのったデニッシュ達がトレーの上でピカピカ輝くように整列していた。
ポテトやチーズやハムやごぼうがたっぷりのったポリューミィなパンの数々も反対側の台に整列していた。
上の台には、「当店の最も自慢のパンです」と手書きのカードが付いた食パンが並び、
カレードーナツ、エビチリドーナツなどの揚げパンもその横にこんがりと並んでいた。
心の中で「わーっ」と歓喜の声を上げながら、トレーとトングを持つ。ワクワク。
本当は全種類買ってみたかったところだが、トレーに乗るだけ買おうと決めた。
直感で10種選び、空いているスペースに食パンもよいしょと乗せた。これでトレーは満杯!重くて限界。手がプルプルしてきた。
その間、昼間は黙々と働いているご夫婦の、ゆったりとした口調の会話が奥の方から聞こえてきた。朝のしばしの穏やかな時間なのかなぁ。
時々小さな笑い声も聞こえる。
よかったなぁ。仲良しなんだなぁ。
二人きりで毎日毎日大変だろうに…仲良しなんだなぁ。偉いなぁ。
幸せをおすそ分けしてもらった気分の朝の時間だった。
家族にはしっかりと朝食を作って送り出したんだから、たまには一人、ちょっと贅沢しちゃおう…と、速攻で帰宅してテーブルにセッティング
「揚げたてのエビチリドーナツ」と「紅芋とりんごのデニッシュに生クリームを乗せてもらったもの」
そして温かいカフェ・オ・レで
すてきなブレックファースト
どちらもサクサクだった。
デニッシュは紅芋ペーストとシャキシャキめのフレッシュな煮りんごと口どけのいい生クリームが絶妙な組み合わせだった。
エビチリドーナツは、香辛料が効きすぎていないエビチリが揚げパンとよく合っていてビックリ!少し甘めで子供も好きそうな味。
両方ともそれはそれは美味しかった。
しかし、7時台に、あれほどのラインナップでお客さんを迎える為には、一体何時からパンを焼き出すのだろうか。
すごいなぁ。
二人だけで平日は約30種、土日は約60種のパンを作るのだそうだ。毎日続けるって、本当に大変なことだと思う。
コツコツ頑張っているパン屋のご夫婦を心から応援したいと思う。
また買いに行こうっと!